マリーゴールドの育て方
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マリーゴールド
強い日差しの下でも元気に咲き、育てやすい夏の花です。
野菜や他の植物との寄せ植えにも適しています。
元気をくれる、赤やオレンジ、黄色などの彩り豊かな色が、
ベランダや庭先を明るくしてくれます。
科名 :キク科
学名 :Tagetes
別名 :万寿菊・マンジュギク・マリゴールド

みずやり:控え目にやる
場所 :外の日なた
難易度 :中級者向け
開花時期:6月~10月
植えつけ・植え替え時期:3月~5月
肥料をやる時期:5月~7月、9月~10月
栽培の特徴
春以降に出回る苗を植えるのが一般的です。
ぽんぽんと大きな花を咲かせてくれます。
センチュウという害虫の虫よけにはなりません。
なので、薬による予防になります。
一年草です。
春に植えて、秋まで楽しんで、冬には枯れてしまう花です。
日差しが強いと花が少し休んでしまうことがあります。
水やりと肥料
土が乾いて白くなっていたら、たっぷりと水を与えましょう。
乾燥には強い方で、過湿には少し弱いです。
水やりの際は、花に水が掛からないようにしましょう。
すると花が長持ちします。

しかし花に水がかかってしまうと、花が腐ってしまい、
病気の元になることがあります。
乾燥に強いといっても、適度に水やりをしないと、
枯れてしまったり、育ちが悪くなったりします。
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肥料
花が咲く期間に肥料をしっかりと与えましょう。
そうしないと、花が咲かなくなります。
真夏以外の花が咲く時期には、
一週間に1回液肥を与えてましょう。
真夏は元気がなくなります。
そのときに肥料をやると株が弱ってしまいます。
秋から、また花が咲きます。
肥料はリン(花を咲かせる成分)を含むものをやりましょう。
肥料の量が多くても、チッソが多くても花は咲きません。
肥料の説明書をよく読んで、肥料を与えてあげましょう。
植え付け・植えかえ・種蒔き
用土はホームセンターなどで販売されている
市販の培養土で植えます。
自前で作る場合は、垢玉土6:腐葉土4を混ぜたものを使います。
管理場所・日当たり
日当たりを好みます。
夏の暑さで、成長が止まって花が咲かなくなります。
プランターなどでは、西日が強く当たっていると根が痛んでしまいます。
半日陰に移動させましょう。
種を作ろうと栄養がしぼんだ花に注がれてしまいます。
花を放置せず、花がしぼんだら、マメに摘みましょう。
雨に打たれて腐って、病気の元になりやすいので注意してください。

風通しが悪くなって、蒸れると枯れてきます。
次の花芽が出てきませんので、
葉っぱや黄色い葉っぱをむしったり、茎を間引きましょう。
真夏にあまりに暑いと株の生育が止まり、花も咲かなく成ります。
無理に肥料をやるのではなく、
半分ほどの草丈に切り戻して、夏をやりすごします。
すると秋にはまた花が咲いてくれます。
品種によっては、花が大きいものがあります。
雨にあたると水を吸って重くなり、茎が折れてしまいます。
茎は中が空洞になっていて、頑丈そうに見えても折れやすいです。
また雨に濡れると、花が腐ってしまい、
病気の元になりますので、梅雨前に花を収穫することをお勧めします。
由来や伝承
マリーゴールドは「聖母マリアの黄金」という意味で、
学名のタゲテスは美の女神タゲスが語源となっています。
夏の花で、とても育てやすそうですね。
明るい色が心まで、癒してくれそうな花です。
ガーデニングの花に一つ、増やしてみませんか?